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【この世界の片隅に、と君の名は。と冬至春分の星回り】
「君の名は。」を観た時に、予告映像をみて、
これも絶対観といた方がいいなと思っていたら、やはりそうでした。
ちゃんと映画館でリアルタイムで観て良かった。
舞台が呉、広島というだけでも、広島に住む人間にはリアルさが増すのですが、
それを差し引いても、「アニメなのに実写」な感覚的なリアルさに訴えてくるものが強かったです。
主人公はとてもふんわりとしているのに、絵もふんわりしているのに。感じるものがとてもリアル。
ネタバレするので詳しくは書きませんが、戦争の体験をあくまで市民からの視点で描いています。
そしてこれは、ほんの数十年前に実際に起きた事実で、私ぐらいの世代の人間なら祖父母はこの暮らしを体験している。
日本の人々は、多かれ少なかれ似たような体験をして、戦争を乗り越え、終戦を迎えた。
それを改めて「事実」なのだと感じさせてくれました。
「君の名は。」は2016年の今から数年未来にかけての物語ですが、
「この世界の片隅に」は昭和8年から昭和20年、21年あたりまでのお話です。
全く違うコンセプトで違う監督さんが作ったアニメ映画ですが、
この映画たちは時代が離れているけれど、日本の過去・現在・未来が繋がっているな、と思いました。
私達の生きている過去も今も未来も繋がっているように。
「この世界の片隅に」のすずは、現状を受け入れて、受け入れて生きていきます。それで生きるしかない、というように。
実際戦争なんですから、皆その状況を受け入れるしかない。
それにそもそも、それ以外の選択肢を意識の中に持たなかった。
ですが、「君の名は。」の瀧と三葉は、何とかもがいて必死になって未来を変えようとします。
未来がわかって、そうなるなら仕方ない、とは思わなかった。
そして、実際に未来を変えます。
何があろうとも、それが現実だから、と受け入れて、たくましく生きて行くのも素晴らしい生き方ですが、
2016年の今、未来は意識と行動次第で変えられる、のだとしたら。
あの戦争は事実だった。
あの辛い思いは事実だった。
そして、大震災も津波も、ずっとどこかで起き続けている地震も事実です。
じゃあ、次の未来は?
なるようになるからほっとく?
それともどうにかする?
冬至から春分の星回りを見ていると、もう次の時代に入っているという感じをひしひしと受けます。
次の未来をどう作るのか。
これは来年の春分からのテーマとも重なります。
一人一人は微力かもしれないけど、自分には全く力が無いと思っているならそれは違う、
ということなのかもしれないと二つの映画を観て思いました。
どちらの映画の主人公たちも10代20代の若者でした。
今生きている大人が、もっと未来への意識を持つこと。
小さくても、細々とでも、自分ができる事をやっていこう。
冬至からの星回りを見つつ、次の四半期に向けて、そう心に誓いました。
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スペシャルコラボ 「今の不安を来年の希望に変える冬至セッション」
時の流れの早さについていけない、心が追いつかない不安。それでも前を向いていきたいあなたへ
12月23日祝日に行います。
「冬至から春分へどう過ごすか」のお話会をしたいと思います。
年の瀬なので、もう予定も決まっている方が多いと思いますが、
全体的な星回りをやはり伝えておいた方が良い気がするので、
お越しになれる、タイミングの良い方、必要な人に密かにお伝えします。
12月21日(水)10:00~11:00
会費:2,000円
※個人的に時間をとって別の日に聞きたい方は、同内容で4,000円にて承ります^^