プルメリアバードのブログをお読みくださいまして、ありがとうございます。
終日の雨から一転、今日は晴れて日差しの強い広島です。
【自分探しを続けても自分が見つからない理由】
自分自身の事を知りたい。
何のために生まれてきたのか。
何をしたらいいのか。
何が向いているのか。
何か役割はあるのか。
そう思う事は人間として生を受けたならば、いつの時点かで考えることだと思います。
そしてある人は、何かに打ち込み、
ある人は、考えることを止め、
またある人は、何かのセラピーや占いやセッションに向かいます。
自分探し、という言葉があります。
自分を知る事はとても大切です。
ですが、あちこち行って、色んな事を試して、聞いて回っているうちに、
自分よりも誰かの言う自分像が自分なのだと思っている人も散見されます。
「〇〇って言われたからそうらしい」
「***なんだってー!」
「なるほどねー!」
「当たってるー!」
新しい自分を知るのは楽しい事です。
そして、自分を再確認する機会にもなります。
だけど…自分が見つかった気がしない。
それはどうしてでしょうか?
それは、『そこで止まっているから』です。
知った、聞いた、教えてもらった。
その時点で止まっているから。
その後、その自分の中にインプットされた情報を、
繰り返し考え、感じて咀嚼する作業をしていないからです。
逆に言えば、どんなセッションや占いやセラピーを受けたとしても、
インプットされたことの咀嚼と消化ができれば、
しっかりと心身に吸収されます。
嬉しいことを言われたとしても、
思わぬことを言われたとしても、です。
これをしないと、自分探しの旅も、色々あちこち行ってるつもりでも、
同じところをグルグル回っている感が抜けません。
逆に、同じような事をしているように見えても、
咀嚼、消化、吸収ができる人は、
次のステップへと進んでいきます。
他人が自分の事を知っていて、全て教えてくれるなんて幻想です。
人任せにしている限り、自分なんて見つからないし、
自分らしい人生なんて歩めない。
生きづらいと思っているなら尚の事、
自分の事を他人に委ねて投げ出してはいけない。
もしもったいない事をしていると気づいたなら、
是非今日から、インプットされたものをモグモグと噛んでみて下さい。
もう噛み切れない、とかもうお腹いっぱい!と思うまで、
噛むことが出来たら、それはあなたの血肉になります。
そうしてやっと、そのセッションやセラピーや占いが
役に立った、といえるのかもしれません。
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