怒りって悪いものなの?


プルメリアバードのブログをいつもお読みくださいまして、ありがとうございます^^


広島は、雨が降って寒いと思えば、今日はしっかり日が照っています。

体調に気をつけて、気持ち良く過ごしたいものです^^



怒り。怒ること。


あまり良いイメージをお持ちの方はいないと思います。


繊細な方だと、怒りを持つことに、

罪の意識を持つ方も少なくないのではないでしょうか?



「怒るよりも、許しましょう」

と心ある方は言われることでしょう。


でも、神や仏ではなく、人間ですから、なかなかそうはいきません。




心理面から考えると、ある段階へ感情や気持ちが到達するには、

必ずひとっ飛びではなく、そこに経過と、理由が必ずあります。


怒りも同じです。


カッと頭に血が登ったり、どうしても許せない、むかつく・・・

こういったことがあっても、その背景には経過と理由があります。



どちらにせよ、

怒りを感じたのは事実であり、その理由があるのですから、


それを

「怒ってはいけない」「怒る私は間違っているのでは」

と抑圧するのは、


そこに至るまでの段階を踏んでいないので、

最終的な【許す、赦し】には辿り着きません。




怒ってもいいんです。

自分でその理由が解ってさえいれば。




繊細な方、思いやりのある方は、

自分を守らないといけない時でさえ、相手の事を考えようとします。


それは、優しいようですが順番が間違っているんです。

まず自分を大切にするのが、最優先です。


そうしないと、最後の最後で許せなくなって、

爆弾を落とすように、怒りが噴き出します。


日頃優しい人が怒ると、もう絶対に許さないし、

本当に怖い、と言われるのはこういう事からです。




また、それとはまったく正反対で、


相手を責めるだけ責めてしまう、何で怒っているのか分からない、

突き動かされるように怒りまくってしまう人は、


何をそんなに恐れ、不安で、許せない気持ちを持っているのかを

見つめてみると良いかもしれません。



怒りから見えてくるあなたの心の風景を、

避けずに、逃げずに見つめてみて下さい。

知らなかった自分の気持ちが見えてくるかもしれません。