思い起こせば、私は変な子だった。その1


思い起こせば、私は変な子でした。


最初の記憶は、赤ちゃんの時。
おむつ替えをする母親の手が見えます。

手が冷たくて、

「手をあたためる気も利かないのか~」
と思ったのを覚えています。


とにかく音楽が好きで、
レコードを何度もかけてとせがむ子でした。


同じ曲を何度も聴いて、楽しむのが好きでした。

これは今も変わっていなくて、好きな曲は何度も聴きます。


音のバイブレーションを頭に染み込ませるのが楽しいのです。


音楽を聴くのに夢中になって、母親の言葉が全く聞こえず、
気がつけば誰もいなくて、怖くて大泣きしているところに、
母親がちょうど帰ってきました。

どれも、1歳(0歳?)から2歳の頃の記憶です。


どうして、そんな記憶があるのか。

思い出しもしなかったんですが、
これが今の自分やこれからの自分に繋がっている
っていうことが、
振り返って、やっと判ってきたんです。

 


人は基本的な資質は変わりません。

きっと、小さなときから、その資質は出ているはずです。


どんなことが好きで、嫌いで、どんな風に感じるのか。


大人になって、本来の自分を忘れて生きている事は多くあります。

そして、過去をもう一回掘り出して見つめることで、

忘れていたことを思い出し、それが繋がる体験をしました。


このシリーズを書き終えると同時に、

皆さんに私がどんな人でどんな事をやっていこうと思っているのかを、

知って頂くことができると思います。