グループワークで、皆さんの体験を聞くことがあります。
それぞれの体験を聞きながら、自分ならどうしたかとか、そんな対処や反応の仕方があったのかとか、知ってもらうことで、考える材料になるからです。
私は、あまり結論に辿り着くその道筋まで、はっきり言ったりはしません。
何故かというと、そこは、それぞれが自分で考えるところだから。
この作業をせずに、方法論や考え方だけをポンと渡しても、あんまり身に着くことはありません。
何故かというと、もらったお金と同じで、ありがたみが無いんです。
そこに気持ちや価値を置くことができない。
だから、知っても実にならないし使わない。
結局良く判んない、私変わらなかったな、ってことになっちゃいます。
カウンセリングの時も同じです。
考えていく作業の材料を提供したり掘り出したり引っ張ってきたりしますが、
ヒントはお伝えしても、考えるのはクライアントさんご自身です。
考える力は、自分の人生を変えていきます。
想いは大切です。
ですが感情に振り回されると、大切なものを見失う時もあります。
想いを感じながらも、ギュッと、真っ直ぐに自分の周りを見つめる。
自分自身を見つめる。
自分の人生なので、
誰かが考えてくれるわけじゃない。
何かしてくれるわけでもない。
何か「してくる」人がいたら、疑ってもいいぐらい(⁉)です。
自分の人生です。
大事な部分を人に預けるなんて真似はしちゃダメです。
めんどくさいけど、「自分で考えて気づく」のが一番のキモの部分です。
気持ちいい事なので、是非遠慮せずにやってみてください。
自分で考えて、楽しく創造していきましょう☆
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