女性が40歳で「あっ!」と気づくこと

運動不足で、四十(しじゅう)なのに五十肩になっている(!!)ので、

これは走ったりせねば、と思い、「よし、形から入ろう!」(ん?)と、

ランニングウェアを買いに行きました。

 

20代前半ぐらいの可愛い女の子が接客してくれました♡

 

何だかその健気な感じに、おばちゃんはすっかり気を許して話をしていたのですが、

まあ、「Mで大丈夫だと思いますけど…」と言ってくれたものの、「いや、絶対入らないからLで!」とか何とかのやり取りの後。

 

あまりの自分のお腹の肉に絶望しつつ、

「よくあるパターンだけど、産後10kg太ったのよね~。健康のために運動しないと」とか話していたら、(もうすでにダイエットの為じゃないのが泣ける)

 

「ええっ!お客さん子どもいるんですか?」(お決まりパターン!)

「いるよ~」

「見えないですね~」(サンキュー☆)

 

・・・この後が面白かった。

 

だって、私のお母さん、もっとデブです!

子供産んでてもお客さんみたいじゃないです!」

 

その後も、「私のお母さん」を5回ぐらい繰り返してたとえ話をしてくれました(爆)

 

ここで、私は店員ちゃんの”そんなに太ってないですよ”アピールよりも、

『私はあなたのお母さんぐらいなの??』という事に心奪われ気もそぞろ。

 

そう。

私は自分の子どもがまだ小学生なので、

店員ちゃんのお母さんと比べられるのがどうしても違和感があった。

店員ちゃんのお母さんって、もっと私より年上じゃないかなあ?

 

(ここで、ただ単に老けて見えたんじゃないかとか、

お母さんというのはあくまで経産婦の比喩として使ったんじゃないかとか、

色々可能性はありますが割愛w)

 

でも。

帰り道によーーく考えてみると、『40-20=20』。

・・・そうか。

彼女の母親が、若くして産んでいたら、私と同じ位だわ。

 

うっひゃーーー!

今気づいたwwwヤバいww

 

 

・・・というここまでが前フリです。

 

 

 

そうです。

女性は、40歳になると気づくことがあります。

 

同世代のお客様とも話していたのですが、

『40歳、あと10年で、50歳』なんですよね。

 

30代の時までは、そんなこと考えてもみなかった。

38、39歳で気づけよって思うんですが、気付かないんですよね~。

 

 

自分はまだまだだ、まだ見つかってない何かがある、

あれもしたいこれもしたい、

とか思っているうちに、

いつの間にか40歳になっていた。

 

特に、今の団塊ジュニア世代はそんな感じだと思います。

就職する時から不況だったから、いつまでも探して模索している感じ。

 

 

でも、ふと気づいたとき、

『私って、納得して50歳を迎えられるのかな?』

『素敵な50歳になってるのかな?』と心をよぎるのです。

 

明らかに、30歳から40歳までの10年間よりも、

40歳から50歳の10年の方が短く感じる気がする。それは何となくわかる。

 

それだけに、焦りを感じてしまう。

 

 

年齢に対して、焦りや不安を感じることがあったら、どうすればいいのか。

 

一番良いのは、素敵な年上の先輩を見つけることです。

 

年の近い友達とだけではなく、年上の素敵な人とお付き合いすることは、

色んな人生経験や乗り越えた道を知らず知らずのうちに教えてもらうことです。

今の自分にプラスなだけでなく、未来の自分にも良い影響を与えます。 

 

ロールモデルがいることで、目標にもなるし、道筋も見えてくる。

 

 

幸い、私の周りには、素敵な40代後半~50代の女性がたくさんいるので、

いつもあんな風になりたいな、なれるかな、と思いながら過ごしています。

 

中高生の部活動。入らなくてもいいけど、やる気があってやってた方が、

なんだか充実してた。

 

たぶん、女性は40歳で、また”人生の部活”に入り直す感じなのかなあ、

なんてそんな事を、ふと思いました。