命を賭けて放った火

【閲覧注意:新宿の事件について書いています。

 読むかどうかはご自身で判断をお願いします】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

29日午後に、新宿駅南口で、男性が集団的自衛権について反対意見を述べて、

ガソリンをかぶって火を点け焼身自殺を図りました。

 

今日は明るく希望のあるブログをアメブロの方に書こうと思っていたのですが、

それどころではなくなりました。

 

それは、自殺の中でも、焼身自殺というのは、

怒りや訴えたい事が強くある人が選ぶ手段だと、

精神科医療・福祉に携わっていた仕事柄、知識として知っていたからです。

 

それも、新宿のど真ん中、車道の橋の上で、です。

Twitterなどのまとめを見ると、男性が火を放ったのは14時頃。

 

ネット上では、迷惑だ、おかしいんじゃないの、勇敢だ、もっと考えよう、

と様々な意見が飛び交っています。

 

 

もう起こってしまった事について

星を見てどうするのか、との葛藤もありましたが、

その男性が何を思ってそこまでの事をしたのかを知りたいと思い、

チャートを立てました。

 

一番天頂にあるのが、月です。

木星と合。

明らかに一般の人たち、道行く人々、

日本人みんなの良心に訴えたくて、この事を行っています。

 

火星が上昇していて、天王星と、冥王星とTスクエア。

それに太陽が絡んでいます。

自分が燃えてしまう事を、

変わるきっかけにしてほしいと言わんばかりです。

太陽は海王星にトライン。理想と石油を暗示します。

 

他の詳しい天体の配置は長くなるので省略しますが、

このチャートから読み取ったものを書きます。

 

・思い付きでやったわけではなく、ずっと考えてこの行動に至った。

・この男性の中では、大義があってやっている。

・でもそれは、大きなアクションを起こさないともうダメだと思っていた。

・自分が犠牲になることで、みんなに気づいてほしいと焼身自殺を選んだ。

 

 

星から見ると、

この男性が訴えたかったことは、

 

『自分が住んでいる日本の事をもっと考えてほしい』

『今の暮らしや日本がどう形作られているのか思いを馳せてほしい』

 

という事です。

でなければ、真理の部屋の9室に

太陽と月、木星が来るはずがないと思うのです。

 

この方法が正しかったのかどうかはわかりません。

それでもこの男性の中ではそれしか方法が無かったのでしょう。

 

 

 

こうやって書きながらも、

集団的自衛権が正しいのかそうでないのかも、

これを書いている私には判断がつきません。

簡単に判断できるほどの知識が無いからです。

 

ただ、言えることは、

戦争は嫌だ、という気持ちは

賛成派も反対派も市民レベルでは同じじゃないかな、と。

(利権にあずかる人たちは、どうかわかりませんが)

 

反対派は、

戦争に行ける状態にすること自体がおかしいと思っているし、

賛成派は、

国や国民を守る手立ての一つだと思っている。

 

 

あの男性が命を賭けて放った火は、

自分たちの現実をしっかり見据える事に対して、

逃げてはいけないという警告なのだ、と

心に刻みたいと思います。