世の中には、”体に・心に・何かに”良いと言われるモノたちが溢れています。
もちろん、その反対で、良くないと言われるものもあります。
情報は私達の頭に収まりきらないほど溢れていて、
納豆がいいと聞けば、スーパーに走り、酵素がいいらしいと、いろいろ試してみたりします。
で、そういうのを見ていていつも思うのです。
『みんな、自分の体質とか好みを忘れてるんじゃないかなあ』と。
例えば、私はコーヒーが飲めません。胃が痛くなるからです。
カフェインの強いお茶もダメです。
でも、コーヒーが無い一日なんて考えられない人もいると思います。
肉よりも野菜や果物が大好きですが、動物性たんぱく質も適度に摂らないと、
火のエレメントのアセンダントを持つ私はフラフラになります。
ちなみに、東の地平線、アセンダントはかなり体質を映し出します。
もちろんマクロビが体質にぴったりフィットする人もいるんです。
それは合うか合わないかの、体質です。
子供をみていると、特に食の好みなどは良く判ります。
何とはなしに自分に合うものを欲して食べている。
上の子は果物。下の子は納豆が大好き。
二人とも、効能がはっきりしているハーブティーは好みません。
子どもだからまだ必要ないんでしょうね。
とあるおじいさんは、ビールとタバコと牛乳だけ(!!)で生きています。
でも、ものすごく元気です。
白砂糖の脳への依存性、肉を食べることが環境に与える影響、
化学物質だらけのインスタント食品やファストフード・・・
良くないと言われるものが溢れていて、
選ぶのも一苦労ですが、
その中にどうしてもあなたが好きなものが入っているのなら、
たぶん、それは「あなたには悪いものではない」んです。
(ただし、その食べ物を摂って空しい気持ちになるなら、何かから逃げるために食べているならただの依存かもしれません。これはまた別の問題なので、いつか書きます)
それは、食べ物だけじゃなくて、どんなものにも当てはまります。
音楽だって、クラシックが良いと言われても、
心が震えないのに無理して聴いても意味がありません。
堂々と好きなJ-popを聴いて下さい。
「ええそんなもの好きなのー⁈」
「変なのー!よく食べれるよねー」
全部大きなお世話なので、盛大にスルーしてください。
親だろうと友達だろうと、他人なら尚の事、
誰から何と言われようとも、
好きなものが、あなたに良いものです。
あなたが好きなものは、あなたの身体も心も輝かせます。
だって、それは、あなたに必要なものだから。
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