受け身と恨み

現代人って、サービスを受ける、

という事に慣れ過ぎているせいか、

基本受け身になってますよね。

 

で、

「してくれなかった!」「思う通りになってない!」

と恨んだり頭に来たり。

 

お金払ってんだからとか、

こっちがお客だぞとか、

理由はあるんでしょうが。

 

一個、すっかり忘れている事があります。

 

 

それは、

その店やサービス、その人を選んだのは自分だってこと。

 

誰だって、好き好んでハズレは引きたくないものですが、

そのちょっとでもリスクのある選択をしたのは自分なんですよね。

 

 

確かに、頭にも来ますよ。

ちゃんとした対応してくれなかったら。

自分が思うものと違っていたら。

 

でも、相手は神様じゃなくて人間なので、

そういう事だってあるのは当たり前の前提です。

 

その前提を忘れてしまうって、

どうしてなんでしょうね?

 

 

してもらうのが当たり前。

周りが責任を取って当たり前。

相手が悪い。

 

受け身だと、不満を通り越して恨みが募ります。

 

だって、私には責任が無いと思っているし、

全部を相手任せにしてしまっているから。

 

相手次第で幸せにも不幸にもなってしまう、って

状況に陥っている事に気づかない。

 

 

よーーーく考えてみて下さい。

 

 

それって、気持ちが悪くないですか?

 

相手次第なんですよ。

自分の幸せが。

 

相手の出方によってどうにでもなってしまう。

 

 

たぶん、こういう考えでいると、

他者の事も簡単に嫌いになります。

 

「してくれない」相手は自分には不要だから。

 

 

欲しがるだけ、というのは

とても幼い思考です。

 

まだたくさんもらってませんか?

まだ足りない?

 

いい大人になって、まだ足りないと思う人は、

何が足りないのかを、見つめた方がいいです。

 

もし、

満ち足りて、

幸せになりたいなら。