自分でやることとそれを人に勧めることは違う

ずっと思ってきたんですが。

 

「自分でそれをやることと、それを人に勧めることは違う」

という事の違いを理解していないと、

人間関係こじらしちゃうし、

何だか変な事になっちゃうよ、という事をちょろっと書きます。

 

 

別にね。

「ここのスーパーのきゅうりがシャキシャキで美味しい!」

「あの店のパンケーキがたまらない!」

とかならお勧めしていいと思うんです。

 

でもね、

相手の生き方や生活に入り込むお勧めは止めた方がいいです。

間違っても

「**した方がいい。それは間違ってる。##が正しいんだよ」

なんて言ったり、

そうでない相手を下に見るようなた態度は、人間関係上とても危険です。

 

 

あなたは、その人の人生に責任が持てますか?

 

・・・持てるならいいんです、別に。

その問題の当事者だってことだから、言う権利があります。

 

そうでなければ、言わない方がいい。

(相手から尋ねられたのならば、別です)

 

 

例えば、

嫁姑問題をみたら良く解ります。

「私の子どもの事なのに。責任持てないクセに、口だけ出さないでよ!」

 

もっと解りやすい例えで言うと、

「**を信じなさい。他の神は邪教です。そうでないとあなたは救われません」

・・・こんな事言われたら、ドン引きしませんか?

『あなたが勝手にやるのはいいけれど、こっちに押し付けないでよ』

って思いませんか?

 

 

このように、

良かれと思ってお勧めしていることが、

相手の気持ちや考え方、ひいては存在を踏みにじっている事があります。

 

相手の信条や命や、健康、ライフスタイルに関わること。

 

上記に入るような、自分が責任を負えない事については、

立ち入らない方がいいです。

 

立ち入りたくなったら、

それはあなたが相手をコントロールしたいと思っているということ。

 

とても健全な心理状態ではないですね。

 

 

情報を提供するのと、思想を押し付けるのでは意味が違ってきます。

 

自分と相手は違う。

自分と相手の問題も違う。

相手の問題を自分の問題にしない。

相手の問題を勝手に判断しない。

自分の問題だけにフォーカスする。

 

 

誰かの事をどうこう考える暇があったら、

自分の問題や課題をまずクリアにして、からです。

 

コントロール欲求に負けずに、

自分と他人を切り分けて考えてくださいね。