欲望と恐怖が突き動かすもの

欲とか恐怖っていうのが、

人を突き動かしますが、

それに気づかずに

吠えまくってコントロールしまくるんですよね。

人間って。

 

無くしたら怖い、

今と違ったら怖い、

あれが無いと、

人からこう見えないと、

誰かがいないと。

 

あれが無いとこれが無いと、

今度はあれが欲しい・・・

 

もっともっともっと。

 

わかってたらやり方もあるんだろうけど、

わかってないから怖くてたまらない。

 

 

誰かが離れていくかも。

お金が無くなるかも。

独りぼっちになったら。

誰も認めてくれなくなったら。

 

本当は怖いのに、

そもそもそれに気づいてないことが多いです。

 

だから、

無意識に突き動かされて

恐怖から作られる意識を自分のものだと思ってしまう。

 

 

もし、自分の恐怖がわかっていたら、

そんなに怖くはなくなります。

 

見えない箱の中に手を突っ込んで、

何だろう、何だろうと思っているよりは、

 

箱を開けて、自分の目で見れば、

なーんだ、ってことで

大したことじゃなかったりするものです。

 

 

でも、その箱を開けるのも怖いし、

自分が怖がっているのも認めるのが怖い。

 

だから、

人間は何かと理由や理屈をつけて、

それが見えないように上手く持って行って、

恐怖からとりあえず逃れる方法を正当化していくのですね。

 

 

ああ、私もこんな事書いている間に、

自分が何を怖がっているのか、

見つめなければ。