占星術で火星といえば、男性性、攻撃性、積極性を表す星として
知られています。
女性のチャートなら、好きな男性のタイプなんかも表したりします。
なかなか、女性は、火星を使いにくいです。
男性性が強い=意思が強い星なので、
バッサリ切ったり、刺したり、攻撃したり、というのは
女性性と合わなくて、建設的に使いにくいのです。
火星の使い方が稚拙だと、
陰湿な女子のいじめ的な感じで使ってしまったり。
ずーっと一人の人に粘着して恨んでみたり。
よくある女性のイヤ~な感じの攻撃性は、
火星の使い方が下手、というのがあるような気がします。
でも上手く使うと、とてもはつらつと、
自分の大切なものだけをきれいに切り取りものにする力や、
攻撃してくるものに対して、強く対応できる力になります。
お仕事されている女性は、火星を上手く使っていかないと
仕事にならないので、自分の女性的な側面との葛藤を持ちながらも
火星を使えている方も多いと思います。
例えて言うならば、
火星は刃物だと思ってください。
上手く使えば素敵な料理が作れるけれど、
大地を耕すことができるけれど、
下手に使えば他人も自分も傷つける。
自分の持っている刃物を、どのように使うか、
自分が持っているのはどんな刃物なのか。
あなたは、自分の人生の中で、
何を切り取って形にしますか?
特に35歳から44歳ぐらいまでの火星期の方は、
欲張らずに、自分にできることを取捨選択していく時期です。
より火星を意識してみると、
ちょっとずつ毎日が変わってくると思います。
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