誰かが何とかしてくれる、という幻想を捨てる

生きづらい人は、今のままの自分でいいのだろうかと、大人になってからもずっと思い続けることが多いです。

 

それは何故かというと、小さい時から「変な子だ」「変わってるね」「なんか浮いてない?」「・・・・(冷たい視線)」なんかを感じて生きてきたからです。

 

どうしても何故か感じてしまう違和感。

自分でもある程度の年齢になったら気づいて、集団からはみ出さないように、する。

 

一緒になって嫌いでもない人の悪口を言ったり、目立たないように自分の趣味を押し殺したり。

集団の中で生きていくためには、それがあなたの生きていく術でした。

 

今は、どうでしょうか?

大人になった今は?

 

実はもう縛るものは無いはずなのに、家族や、仕事や、人の目にまだ縛られていませんか?

 

確かにその縛りが無いと、社会的な枠組みが崩れて、世の中がわやくちゃになってしまう可能性も秘めています。

 

 

でもでも。

今大人になって、縛られなくてもいいところまで縛られていることってないですか?

 

「他人(ひと)からこう言われるから」って思っているけれど、言われて気分が悪くなるのが嫌だからとか、言われるかもしれないからという不安…とかそういう、ほんとは比較にはならない事でやりたいことをやらずに諦めたり。

 

他人(ひと)は意見や文句を言うけれど、その意見の後のあなたの不満やその後の人生を受け止めて引き受けるつもりなんて毛頭ありません。

 

思いついたとか、あなたが羨ましいとか、自分が理解できないからとか、あなたをコントロールしたいから、とかそういった相手側の理由でいいように言っていることも多いんです。

 

もちろん、あなたの事を思って発言してくれる人もたくさんいるでしょう。

でも、それは客観的に見て、あなたにとって良いアドバイスかどうかはまた別の事です。

 

「あなたのためなのよ」と言いながら、自分のいいように人を操る親や周りの人間に振り回されてきませんでしたか?

 

 

もうそれは終わりにしましょう。

 

 

いつまでも他人の意見や都合で塗り固められた人生を歩む必要はありません。

 

自分の人生は、自分のもの。どんな意見を取り入れても、それを選んだのは自分。

自己責任です。

誰かがどうにかしてくれるかも、と思っているのならば、その幻想を捨ててしまいましょう。

 

他人の意見に振り回されない、という事は、自分で自分の事を決めて引き受けていくという事です。

 

怖いけど、飛び込まないと喉の渇きは癒えることはありません。