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さて、アメブロの記事の続きです。
子どもを産んで、働くにしても働かないにしても、なんでこうモヤモヤするのか。
それは下手に選択肢があるからかもしれない、と最近考えています。
これはとても幸せなことで、昔から考えれば育休もらって、赤ちゃん時代の子どもとゆっくり過ごして仕事に復帰できるなんて、夢のような話なのですが。
でも選択肢が多いが故に、決められない、覚悟ができない、という面が出てきてしまうのもあるのかな、なんて思うのです。
定年世代の看護師さんとお話しすることがあるのですが、まだ男女雇用機会均等法もない時代からフルタイムで働き夜勤もこなして子育てをしてこられた世代。
子育ても私達団塊Jr.~それ以降の世代からすれば壮絶です。
「仕事から帰って、3歳の子供にあれやれこれやれ指示するんだけど、ある時子供が泣き出したのよ。”ママ、僕そんなにいわれてもできないよ”って。ああ、私はなんてこの子に無理をさせていたんだろうって泣きながら抱きしめたの」
「夜勤は夫が帰ってこなかったら一人で寝かせてた。朝子供が学校行く時にかえってご飯作って。会えない時もあったなあ」
「夜勤明けで子供の運動会で走って、お誕生会もお友達呼んでしてたわ。おやつは手作り」
いつそんな時間があるのか、体力はどうなってるの?と思うのですが、私の周りにはスーパーウーマンしかいないのかというとそんな訳はなく、この年代の働く女性は『働いて子供を育てるというのはこういう事である』と腹をくくっていたんだろうな、と思うんです。
そして、専業主婦でやり遂げた人もしかり。
「夫に台所は触らせたことはありません。食事は最低五品が当たり前」
「積極的にPTAの役員になって、子供がどうしたら学校で良い状態で過ごせるか色々とやったわ。子供の為なら先生にお酌だってしたわよ」
「母の介護を10年やって、きちんと見送れたのは私の誇りです」
・・・私達には、母や妻であることにこれだけの覚悟があるでしょうか?
働いていたら、”専業主婦って自分の時間があっていいな、子供と一緒の時間があっていいな”
働いていなくても、”ワーキングマザーなら自分の自由になるお金もあるし、キャリアも積んでいけるしいいな”
って無いものねだりをしてないでしょうか?
そして、自分が持たないものを持っている(と思っている)誰かに対して、ネガティブな感情を持っていないか自己点検する必要がある気がします。
たぶん、もし自分の中にモヤモヤがあるならば、それは覚悟が足りないからです。
そして、自分の本当の気持ちをどこかに置いてきぼりにしてるから。
私たちは子育てに関して、恵まれている世代です。
たぶん、自分がやりたいようにやって子育てできる可能性がとても高い環境と時代に生きています。
本当はどうしたいのか。
自分のやりたいことを叶えても、それは子育てと相反することにはなりません。
誰かをうらやみ比較して自分を慰めるのではなく、自分がやりたいことに生き生きしていた方が子供にも好影響な気がしませんか?
働く働かないの選択は、子供が理由ではなく、自分がどう生きていきたいかというのが私たち世代の本当の理由です。
自分の本当の気持ちから目をそらさないこと。
自分の本当の気持ちを見つめる努力をすること。
そこからより良い子育てができていくような気がします。
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