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アメブロの方で「常識で、決めつけない」という記事を書きましたが、こちらではそれを深めて考えていきたいと思います。
他人が非常識である、と決めつけて腹が立ってしまう時。
その時に起こっている心の動きを見つめてみましょう。
「なんでこの人は常識がないんだ」→「信じられない、何を考えているのか」→
「失礼な人だ」→「頭にくるなあ」
といった感じが一通りだと思うのですが、この根底に流れている感情は何だと思いますか？
誰もが非常識な人にはイラッときます。それは当たり前です。
別におかしいことではありません。
ですがそれが度を越えてイライラしたり、怒りが収まらないというのは理由があるのです。
その怒りは、常識という殻を被っていますが、
「私に対して失礼な態度をとることは許さない」
「私を尊重し認めなさい」
という想いから出てくるものです。
この根底に流れている感情の本質は
「私を認めて！！！」
「お母さん私を愛して！！」
という幼児期に満たされなかったあの想いです。
これは、幼児期であれば親に認められることで満たされるのですが、それが満たされずに、あるいは大人になって自覚し癒しきれずにそのまま来た場合は、自分や他者に対する尊大な態度や攻撃性、コントロール欲求として現れてきます。
自分では自覚がありませんが、周囲からは扱いづらい人だと思われていることが多いです。
なぜなら、常識を振りかざして自分の欲求を通す押しつけがましい人だからです。
百回探しても物が無くなったのを人のせいにはするな、人を責める前に、自分を振り返りなさいと昔から言われていますが、それはこういう理由があるからなのです。
自分が現実を作っているとよく言われますが、自分の心や考え方の方向性が現実を作っていると言い換えると判りやすいと思います。
自分が本当は何を求めているのか、深く探っていくと、自分でも知らなかった核心の願望が浮かび上がります。
人生が上手くいかないと思っている方は、その作業をやっていくことで人生の質が高まります。
もし、自分を深く見つめたいと思って、自分一人ではできそうにないと思ったら、誰か専門家の手を借りてください。
見えない欲求に振り回されない人生を。
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