公の自分を育てる太陽

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自己憐憫は危ないよ、という話をアメブロでさせていただいたのですが、こちらでは占星術の視点からこのことについて考察したいと思います。

 

占星術では「自我」というものは太陽が表します。

年齢域でいえば、25歳から35歳ぐらいまでを表します。

ちょうど社会に出て仕事も覚え、楽しくなってくる時期、女性なら出産育児が多い年齢です。

 

この年齢で、人は子供時代に別れを告げ、大人になることを引き受けていきます。

 

ですが、その移行が上手くいかない人も中にはいます。

特に女性は配偶者である夫に太陽の役割を任せてしまいがちです。

 

社会の中でどのように自分が役立っているのか、どの部分を担っているのかということが客観的に認識できて、それを引き受けることができているか。

 

私だけの感情ではなく(これは月が担います)楽しい楽しくないだけの感覚ではなく(これは金星ですね)、損か得かの判断ではなく(これは水星です)、

《公の立場を担う自分》としてものを考え行動できるようになるのが太陽の力です。

 

太陽を使っていない、ということは「大人としての自我」を育てていない、ということにつながるので、何かと甘えが出やすくなります。

大人なので直接表に出さない場合も多いですが、不満が溜まりやすいです。

 

それは現状の改善や向上に対しての憤りややるせなさではなく、あくまで個人的な欲求や願望が満たされないことへの不満です。

年齢を重ねているだけに、理屈で自己の正当性を主張したりしますが、物事が前に向いて進まない、建設的ではないということが特徴として出てくると思います。

 

太陽期にしっかり太陽を使っていないと、次の火星期にはより周囲との軋轢や自身の苦しさを増します。

 

それはどの惑星の年齢域にも言えることで、当てはまる年齢域の時にその惑星を使っていないということは、宿題をやっていないのと同じことなので、宿題がどんどん溜まれば溜まるほど、しんどい気持ちになり、しんどいことが起こってしまうのです。

 

大人になった自分、いい歳になった自分を認め、その自分が社会や家族にに対してできることは何なのか。

 

見つめて引き受け、行動できる人だけが、太陽の恩恵を受けることができるのです。