太陽系の惑星からは降格されてしまいましたが、占星術ではまだ冥王星は使われています。
惑星には古代ギリシアやローマの神々が割り当てられていますが、冥王星にはプルート、ハデスという冥府の王が当てはめられています。
太陽系最果ての冥王星の意味するものは、死と再生、100か0かなど極端な状態を表します。
私は冥王星の意味は
「暗闇の一番奥底の見えない本当の事」
ではないかと思っています。
冥王星の影響が強い時は、それはそれは苦しい思いをします。
それは身体的にかもしれないし、精神的にかもしれません。
でもそれを乗り越えると、さなぎが成虫になるように成長ができるのです。
とても不思議ですが、やはり「死と再生」の星なのだと思わざるを得ません。
私は冥王星が天頂にある時に生まれました。
生まれてからすぐに感染症に罹り瀕死の状態になり、もう無理だろうと言われていたそうです。肺に影を残しながらも生き残り、今はひとの心の奥底を見つめる仕事をしています。
気づけばいつも、冥王星が私を導いてくれている気がします。
占星術をお仕事としてやろうと思い立ったのは、数年前、冥王星がアセンダントを通った時でした。
とても私生活で苦しい時期でしたが、それでも今まで学んでいた占星術を仕事としてやってみなさい、と背中を押してもらえたことは私が生まれ変わるきっかけになったことは言うまでもありません。
ちなみに、プルートの綴りってPLUTOですよね。
最初のP-L-UがPlumeriabirdの綴りにも入ってるんです。
勉強会でこれを指摘された時の驚きといったら!!
ものの本には”冥王星の力を使いたいならPLを入れた言葉をつけてみましょう”と冗談のように書いてあったのですが、好きな言葉でつけたのに偶然にも綴りが入っていました。
「プルメリアバードの屋号は変えちゃダメよ♪」と言われ、冥王星の導く力に不思議な思いがしました。
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